アメリカでトランス脂肪酸というものが、話題になったことがありました。
かなり以前のことです。
トランス脂肪酸をゼロにするという話だったと思います。
トランス脂肪酸というのは、不飽和脂肪酸です。
多量に食べると、悪玉コレステロールが増えます。
悪玉コレステロールが増えると、心臓病になりやすくなります。
そうそう、アメリカでトランス脂肪酸について話題になったのは、ケンタッキーフライドチキンでした。
そのころ、ケンタッキーフライドチキンの中には、ショートニングというものが使われています。
このショートニングの中に、トランス脂肪酸が含まれています。
アメリカのケンタッキーフライドチキンでは、このショートニングを不使用にすると決めた。
このことが、話題になったのでした。
現在、韓国では、大手製菓のメーカーがトランス脂肪酸の含有量をゼロに
したと宣言しています。
日本では取り組みがまだ遅れています。
多くの人が、まだまだその存在すらしらないのではないかと思います。
トランス脂肪酸は、心疾患のリスクを高めるかなり危ないものです。
マーガリン、マックフライポテト、ショートニングを含む食品に入っています。
ショートニングというのは、クッキーやビスケットの中に入っています。
さくさくの軽い食感を出すために使われています。
揚げたお菓子やビスケット、パン、アイスクリームにも、このショートニングが使われています。
日本のメーカーが作るお菓子のほとんどは、このショートニングが使われているようです。
韓国では、お菓子にトランス脂肪酸の含有量を義務付けることになりました。
3.5%以下なら、含有量ゼロとなるのだそうです。
デンマーク基準では、その半分を含有量ゼロとするのですから、やや甘い感じがします。
けれど、表記されますので、メーカーは削減に努める動きになると思われます。
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