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2010年5月5日水曜日

省エネの真実

調理をする場合の省エネについて考えてみます。

電気製品とガス使用の製品とどちらが、省エネになるのか?



電気を作るために、発電所があります。

発電所では、石油やガスを燃やしたエネルギーの40%ほどが、電気に換わります。

その電気を家庭まで、送電します。

電線の中を電気が通っていきます。

学校で習ったと思いますが、電気が移動するときには、抵抗というものが出てきます。

オームの法則というのを思い出していただけると思います。

こんな→Ω記号です。

抵抗がゼロになることは、ありませんから、送電ロスというものが発生します。

エネルギー面で考えますと、発電所から送られた電気は家庭に届くときには、40%以下となります。

つまり、普通に燃やせば、100%のエネルギーが得られるとすると、発電所で電気に換えるために40%になり、送電のためにさらに、40%になります。

40%=0.4

0.4になったものが、さらに0.4になるわけですから、

0.4×0.4=0.16

これは、16%です。

最初に燃えていたエネルギーの16%しか、家庭には届きません。

さらに、家庭では、家電製品が熱くなりますので、その部分が無駄になります。すべてのエネルギーを有効に利用することはできません。不要なものが、熱くなると、その熱くした熱の部分は、棄てるのと同じ意味になります。

そこで、巷で人気のIH調理器で調理したとします。

エネルギー効率が80%近いといわれるIH調理器は、

16%の80%ですから、

0.16×0.8=0.128

つまり、13%くらいです。

熱効率を考えると、IH調理器は、1番最初のエネルギーの13%が有効利用されているということです。

では、ガスを考えてみます。

ガスは、作られてから家庭に運ばれるまでロスがほとんどありません。

ガス管を通って、ガスが送られてくるわけですから、途中でエネルギーがなくなったりしません。

ただし、ガスを家庭に届けるために、エネルギーが使われています。ロスでは、ありませんが、これを仮に10%としておきます。

すると、有効なエネルギーは90%です。

届いたガスをガスコンロで調理すると、50%ほどを有効利用できます。

90%=0.9

50%=0.5

0.9×0.5=0.45

つまり、45%が有効利用されることになります。

電気の13%に比べると、3倍以上の省エネです。

価格で考えてみます。

同じ量の水を沸かすとしましょう。

IH調理器とガスコンロで比べてみますと、電気よりガスの方が10%ほど安くなります。

ガスの方が、省エネということですね。



電気は、クリーンで省エネだとイメージがあります。


たくさんの便利な電気製品に、囲まれて豊かな生活を送ることができます。

電気がないと、日本は大混乱です。

ですが、省エネという観点、特に、お湯を沸かすという簡単なことで比較すると、ガスの方がはるかに省エネなのでしたね。



今回も、その続きです。



湯沸かし器は、痛ましい事件がありました。



けれど、省エネの観点で考えれば、電気よりガスの方がやっぱり優れています。

屋外に設置すれば、ガスも安全です。



床暖房も、ガスで湯を沸かして床下に回して温める方が省エネです。

ガスの方が圧倒的にパワーがあります。

だから、電気より温まる時間が早いです。

電気だと電磁波の心配がありますが、ガスではありません。

もし、家を新築する計画がある方は、外断熱がおススメです。

家の中の温度を床から天井まで均一にできます。

熱損失が少ないので、小さな熱源で暖かくなります。

熱が漏れる箇所があると、結露してしまいます。

カビやダニの発生原因になります。

経験豊富な外断熱の専門家に相談するとよいです。



衣類乾燥機も、電気よりガスの方が省エネです。

衣類を乾かすコストと時間は、ガスの方が半分程度ですみます。



ガスを使うにしても、電気を使うにしても、とても貴重な資源を使っています。

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