通販専門店 「お悩み解決特集」

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2010年8月31日火曜日

活力が低下し、集中力がでない その原因はあまりに単純なこと

あなたは、1日どれくらい寝ていますか?


7時間20分より多いですか?

少ないですか?

実は、この7時間20分は、日本人の平均睡眠時間でした。

この日本人の平均睡眠時間は、40年前は、8時間10分でした。

40年前といえば、1970年ころ。

つまり、大阪で万博があったころは、日本人の平均睡眠時間が8時間10分だったのです。

8時間も寝ると、たっぷり寝たと思えますよね。

コワいことに、眠らない、眠れない日本人が増えているようなのです。

もし、あなたが、この平均睡眠時間の7時間20分より、著しく少ないなら、ちょっと、考えてください。

睡眠不足症候群かもしれません。



睡眠不足症候群というのは、毎日のように、睡眠時間が少ない場合におこります。

症状としては、

昼間に過度に眠い

集中力が低下する

活力が低下する

というものです。



患者さんは、自分から慢性的に睡眠不足状態を続けています。

患者さんの多くは、週末や休日に、平日と比べて睡眠時間が長くなっています。

さらに、午前1時に寝て、午前6時に起きる患者さんが多いようです。

この患者さんには、二つパターンがありました。

夜更かしして、眠ろうとしないタイプ

忙しいために、眠りたくても寝る時間がとれないタイプ

この二つです。

高校生や、仕事をしている主婦が、睡眠不足症候群になることが多いようです。

睡眠不足症候群になると、活力が失われ、うつ状態になります。

生活の質が落ちてきます。

昼間に大変な眠気がきて、集中力や能率の低下を起こします。

あまりにひどい方は、病院で受診した方がよいと思います。

一度、寝た時刻と、起きた時刻を1週間ほど記録して、自分を振り返ってみることが必要ですね。

恐ろしいことに、子どもたちの睡眠も深刻な状況なんです。

夜更かし、つまり夜型の子どもたちが多くなっています。

子どもの場合は、大人よりも深刻と考えた方がよいかもしれません。

夜型の子どもたちは、成長や学習に支障が出てきます。

高知大学教育学部原田准教授によると、

幼児から大学生までの夜型は、注意が必要なのだそうです。

精神衛生に響いてしまいます。

年齢が低い場合ほど、いらいらとして攻撃的になります。

逆に、年齢が高い場合ほど、落ち込んでうつ状態になりやすいということです。

なぜ、子どもたちに夜型が増えたのでしょうか?

簡単に想像がつきそうですよね。

日本の世の中が夜型傾向なのですから、

自ずと子どもにもその影響が出て、夜型になってしまいます。

携帯電話、ゲーム、コンビニが主な原因なのです。

中学生では、夜型になる程度が、男子に比べると女子の方が多いそうです。

その原因は、携帯電話。

女子生徒にとって、深夜の携帯電話利用は、睡眠を乱す原因になっていました。

女子場合、携帯電話で話をし続けていないと、仲間はずれにされてしまうなどの問題もあるのかもしれませんね。

深夜に携帯電話を抱くようにして眠る女子生徒が多いのだとか。

何だか、凄まじいですね。

高知大学教育学部原田准教授は、

「心身が成長する思春期に睡眠不足が広がるのは重大だ。子どもには深夜の携帯電話を使わせないように措置をとるべき段階にきている」

と訴えていらっしゃいます。

さらに、親の生活リズムが、夜型になっているので、

どうしても、子どもの夜型になります。

特に、幼児は夜型化しやすいようです。

幼児の場合、生活のリズムがついていないのでしょう。

両親ともに仕事で帰りが遅いと、夕食も遅くなり、寝るのも遅くなってしまうのでしょう。

悪循環ですね。

2010年8月26日木曜日

コレステロールの真の姿

最近は、子どもでも生活習慣病に侵される時代になってきましたよね。


コレステロールって、聞くと何が頭に浮かびますか?

摂りすぎに気をつけよう!

なんて、フレーズが浮かんできますよね。

動脈硬化の原因といわれている、コレステロールですから。

でも、実は、コレステロールは、健康の維持には、欠かせない存在なんです。

ご存知でしたか?

大切なことは、コレステロールのバランスなんです。

血液中で、善玉コレステロールを増やします。

そして、悪玉コレステロールを減らします。

これが、最も重要です。



日本動脈硬化学会というのがあるんです。

こちらで、コレステロールの数値が正常かどうかを決めていたんです。

診断基準というのがあって、善玉と悪玉を合わせた総コレステロールの数値で判断していました。

でも、これが、改定されたんです。

ちょっと、驚きですよね。

どのように、改定されたのか?

善玉が少ないか。

悪玉が多いか。

これで、判断されるようになりました。

さらに、以前は、高脂血症という名前でした。

が、そのときの改定で、脂質異常症という名前になりました。

脂質異常症って、いかにも病気みたいですよね。

詳しくいうと、次のようになります。

悪玉コレステロールが140以上。

または

善玉コレステロールが40未満。

または

中性脂肪が150以上。

このような場合は、脂質異常症と診断されます。

どれか一つでも該当すると、脂質異常症です。

血液検査などの表に、HDLとかLDLとか書かれていますよね。

HDLが、善玉コレステロールのことで、

LDLが、悪玉コレステロールのことです。



ちょっと、難しいお話ですけど。

体内に取り込まれたコレステロールは、血液中では、リポたんぱく

と呼ばれる状態で存在します。

その中に、2つのタイプが存在するんです。

比重の重いタイプと比重の軽いタイプです。

もう、お分かりですか?

比重の重いタイプは、高比重リポたんぱく

つまり、HDL

そして、

比重の軽いタイプは、低比重リポたんぱく

つまり、LDLです。

この2つは、性質が違うのです。



比重の重いタイプ(HDL、善玉コレステロール)は、全身の組織であまったコレステロールを回収する働きがあります。

ところが、

比重の軽いタイプ(LDL、悪玉コレステロール)は、肝臓から全身に運ばれて、血管壁の内側に、もぐりこみます。

これが、動脈硬化の原因になってしまいます。



ところで、さっき出てきた中性脂肪は、脂質ですから、コレステロールの仲間です。

中性脂肪は、エネルギーになります。

コレステロールは、胆汁酸のもとになります。

胆汁酸は、細胞膜やホルモン、消化酵素の働きを助けます。

つまり、コレステロールは、大切な栄養成分なんです。

しかも、体の中で再利用する仕組みもあります。



悪玉コレステロールは、脂肪をたくさん食べると、多くなるという研究結果が多数発表されています。

脂肪の中で、最悪なのが、肉類に含まれる脂身です。

血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪の量を増やす働きをしてしまいます。

怖いですよね。

逆に、オリーブオイル、菜種油に含まれるオレイン酸、紅花油に含まれるリノール酸は、悪玉コレステロールを減らします。

もちろん、これらも摂りすぎると、カロリーオーバーになってしまいますよ。



コレステロールを多く含む食べ物は、次のとおりです。



卵の黄身

タラコ

うなぎのかばやき

鶏のレバー

若鶏のモモ

ししゃも

牛肉モモ



これらを少なくするという作戦は、OKです。



さらに、食物繊維を多く摂るようにすると、グーです。

食物繊維は、小腸でのコレステロール吸収を抑える働きがあります。

つまり、食物繊維を摂れば、コレステロールとして消化されないってことですよね。

そして、悪玉を取り除いてくれます。

ワカメなどの海藻類、大根、ゴボウなどの根菜類を多く食べるようにするとよいようです。



では、実際にどんな具合で、動脈硬化、心筋梗塞が起こってしまうのでしょう?



悪玉コレステロールが増加すると、これが、血管壁に蓄積します。

中性脂肪が多くても、同じようなことが起きます。

中性脂肪が多いと、善玉コレステロールが減ってしまうんです。

善玉コレステロールが減ると、悪玉コレステロールの回収ができません。

そして、悪玉コレステロールが、血管壁に蓄積します。



悪玉コレステロールが、血管壁に蓄積すると、血管壁が厚くなります。

白血球の一種であるマクロファージが、これを食べにきます。

マクロファージは、掃除屋さんで、じゃまなものを何でも食べてくれます。

このときも、マクロファージが、血管壁の悪玉コレステロールを食べるのですが、

そのまま一緒にくっついてしまいます。

そして、血管壁が、コブになっていきます。

このコブが破れやすいのです。

血管壁が破れてしまうと、それを修復するために、血小板が集まってきます。

血管壁が破れても、血管の一部の膜のようなものですから、まだ、大変なことにはなりません。

血小板が集まると、そこに血栓、つまり、血のカタマリができてしまいます。

さあ、そうなると大変です。

血栓が大きくなると、血管が詰まってしまいます。

そして、ついには、心筋梗塞などを発症します。

血管が詰まって、血液が流れなくなってしまうのです。



このようにならないためには、どうしたらよいでしょうか?

まずは、和食中心の食事にします。

そして、飲酒をひかえます。

揚げ物などの脂肪分の多いものを、避けるようにします。

場合によっては、しばらく空腹状態を感じることになるでしょう。

しかし、1~2週間我慢していると、満腹中枢がリセットされます。

つまり、空腹状態を感じなくなるということです。

2010年8月24日火曜日

夏に必要な栄養とアトピー性皮膚炎

電車の中って涼しくて、適度に揺れて、気持いいですよね。






疲れていると、ついついて眠ってしまいます。





疲れてなくても、眠ってしまう私なんですけど





外国の方が、日本に来て、驚いたという様子の一つに、電車での居眠りがあるそうです。







わざわざお金を払って電車に乗っているのに、風景の一つも見なければもったいないということなのでしょう。







外国は日本ほど治安がよくないので、居眠りをしていると犯罪に遭ってしまうのかもしれませんね。





貴重品を持っていても、他人の前で眠ることができるというのは、幸せなことでしょうか。





幸せに浸っている場合ではありませんでした。







実は、日本人が電車で眠ってしまうことには、秘密があったのです。





日本人は、電車に乗ると眠りやすくなってしまうのです。





なぜか?





それは、日本人の体質に関係がありました。



日本人は体質的に、ビタミンB1が不足しやすいのです。





だから、それを補うために眠ってしまうということです。







ビタミンB1が不足すると、慢性疲労に襲われます。

つまり、多くの日本人は、慢性疲労状態ということですね。

心がけて、ビタミンB1を摂るようにする必要があります。









あなたは、ご存知でしょうか?

ビタミンB1は、水溶性のビタミンなんです。





ビタミンCも水溶性のビタミンというのは、有名ですよね。

ビタミンCは、水溶性のビタミンなので、頻繁(ひんぱん)に摂ることが大切です。

というようなお話を何度もお聞きになったと思います。。





つまり、ビタミンCは、水に溶けやすいビタミンです。

だから、体の中に貯めておくことが、難しいのです。





そして、ビタミンB1も水溶性のビタミンなので、体の中に貯めておくことが、難しいのです。

もう、お分かりですよね。

ビタミンB1も、頻繁(ひんぱん)に摂ることが肝心です。











実際、ビタミンB1が不足すると、疲れ、肩こり、居眠り、怒りやすいなどの症状が現れます。







なぜ、そのような症状が出るのか?

実は、ビタミンB1は、糖質を分解する働きがあります。





糖質というのは、ご飯、パン、砂糖などに含まれています。

この糖質を分解して、エネルギーにする働きが、ビタミンB1にはあります。







それで、ビタミンB1が少ないと、エネルギーが得られなくなって、パワー不足になってしまうのです。





ビタミンB1を摂るには、どのような食べ物を食べるとよいでしょうか?

ご存知ですか?

大丈夫ですよ。







ビタミンB1は、



玄米、

豚肉、

いりゴマ、

うなぎの蒲焼、

タラコ、

枝豆、

えんどう豆、

大豆



に多く含まれています。









おっと?

うなぎが入っていますね。







土用の丑の日には、うなぎを食べる、とお店屋さんでよく宣伝していますよね。









土用というのは、昔の季節の呼び方の一つです。

春夏秋冬のそれぞれの季節の終わり頃を、土用といいました。







現在では、土用は、夏のことが一般的になっていますね。





ちなみに、今年は、7月19日から8月6日が土用になります。

そのうち、丑の日は、7月24日と8月5日の2回あるようです。



土用の丑の日には、うなぎを食べるというのは、けっこう意味があったのですね。









ところで、ビタミンB1は、それだけに焦点を合わせて食べても、あまり効果がありません。



ビタミンB1の吸収を高める食べ物は、ニンニクやニラです。



一緒に、食べることをおススメします。





それから、ビタミンB1は、ビタミンB群の栄養と一緒に摂った方がよいです。



ビタミンB群というのは、



ビタミンB1



ビタミンB2、



ビタミンB6、



ビタミンB12、



ナイアシン、



パントテン酸、



葉酸、



ビオチン



の8種類です。



つまり、ビタミンB群全体で一緒に摂った方が、効果が高まります。





ちょっと、簡単に御紹介しますね。







ビタミンB2



栄養素がエネルギーに変わるのを助ける働きがあります。

乳製品、肉類、納豆、野菜、干ししいたけ、干しひじきなどに多く含まれています。









ビタミンB6



食事で摂ったたんぱく質を利用するのを助ける働きがあります。

それによって、人の成長を促進します。

ニンニク、マグロ、牛レバー、カツオに多く含まれています。









ビタミンB12



赤血球を作るのを手助けして、貧血を予防する働きがあります。

牛レバー、アサリ、シジミ、赤貝などの動物性食品に多く含まれています。焼き海苔に多く含まれています。









パントテン酸



脂質や糖質、たんぱく質の代謝かかわる働きをします。

鶏・豚・牛のレバー、タラコ、納豆に多く含まれています。









ナイアシン



エネルギーの代謝やアルコールの分解の手助けをします。

不足すると、食欲減退を起こします。

カツオのけずり節、辛子明太子、マグロ、ピーナッツ、干ししいたけに多く含まれています。









葉酸



赤血球の生産を手助けします。

胎児や乳幼児の発育に重要な役目を果たします。

緑黄色野菜、焼き海苔、牛・鶏のレバー、ウニに多く含まれています。









ビオチン



皮膚や髪の毛を健康に保つ働きをします。

卵、レバー、いわし、ナッツ、カリフラワーに多く含まれています。

もともと、皮膚炎を治すビタミンとして発見されました。

以前はビタミンHと呼ばれていました。



妊娠中や、授乳中においても安全性が確認されたビタミンです。



夏の紫外線による皮膚のダメージを改善してくれるといわれています。

また、アトピー性皮膚炎に効果があるともいわれています。



さらに、筋肉疲労時の乳酸を分解し、ブドウ糖にリサイクルする働きがあるともいわれています。











夏には、ビタミンB1を中心に、ビタミンB群を摂るように心がけると、いいですよ。

もう1度、どのような食品を食べればいいのか、紹介しますね。



卵、



レバー、



いわし、



ナッツ、



カリフラワー、



緑黄色野菜、



焼き海苔、



ウニ、



カツオのけずり節、



辛子明太子、



マグロ、



ピーナッツ、



干ししいたけ、



鶏・豚・牛のレバー、



タラコ、



納豆、



アサリ、



シジミ、



赤貝、



ニンニク、



マグロ、



カツオ、



乳製品、



肉類、



野菜、



干ししいたけ、



干しひじき、



玄米、



豚肉、



いりゴマ、



うなぎの蒲焼、



タラコ、



枝豆、



えんどう豆、



大豆



ビタミンB群は、水溶性なので不要な部分は、排出されます。


そのため、飲みすぎを心配する必要が、ほとんどありません。





ですが、サプリメントというのは、基本的には、栄養の補助のためです。

つまり、飲みすぎには、気を付けた方がいいです。







例えば、ビタミンB6は、食事摂取基準で次のように決められています。



男性の場合、1日当たりの推奨量は1.4mg 上限は60mgです。

女性の場合、1日当たりの推奨量は1.2mg 上限は60mgです。





1mgというのは、1gの1000分の1です。

つまり、1g=1000mgです。







ビタミンB6は、多量に摂ると手足のしびれなど神経系の障害を引き起こします。

1日に200mgで障害が生じたという事例がありました。







水溶性のビタミンですが、こういうことが起こるのです。







大量摂取や、長時間の過剰摂取によって、



感覚神経障害、

末梢(まっしょう)感覚神経障害、

筋肉が弱まる、

精巣が小さくなる、

精子数が少なくなる

知覚神経障害

腎臓結石





ということが起きます。





そして、子どもにサプリメントを与えることはいけません。

サプリメントは、子どもを想定して作られていません。

ですから、子どもにとっては、摂りすぎになってしまう可能性が大きいです。



例えば、ビタミンB6の場合です。

1日当たりの推奨量は



1~2歳で0.5mg



3~5歳で0.6mg



6~7歳で0.8mg



8~9歳で0.9mg



10~11歳で1.2mg



となります。





食事摂取基準の中には、子どもの上限量は、示されていません。

が、このあたりから推測すると、サプリメントでは、はるかに摂り過ぎ状態になると思われます。





けれど、実際、夏には、ビタミンB群を心がけて摂るようにすることは、大切なことです。

子どもにとっても、同じことです。

食品から、しっかりと摂るようにしてあげてくださいね。





ビタミンB群の中では、この時期、ビオチンの人気が高いようです。

サプリメントのランキングを見ると、上位に入っていました。



なぜでしょうか?



ビオチンは、かつてビタミンHと呼ばれていました。

ビタミンB群に属しています。

水溶性のビタミンです。





ビオチンは、皮膚や髪の毛を健康に保つ働きをします。

だから、夏の強い太陽光線から、皮膚を守ろうという方が多いのかも知れませんね。







ビオチンは、男性、女性ともに、1日当たりの推奨量は45μg で、上限はありません。





1μgというのは、1mgの1000分の1です。

つまり、1mg=1000μgです。





上限がないとはいえ、摂りすぎには気を付けた方がよいと思います。









ここに興味深い話があります。

ビオチンについてのお話です。





アトピー性皮膚炎については、ある研究がありました。





ビオチン欠乏が、原因の一つであるということです。







ラットや犬で実験が行われました。

ビオチン不足を起こさせると、アトピー性皮膚炎が発症するそうです。





ビオチンを投与すると、症状は改善されて、病気が治るそうです。









アメリカでは、ビオチンによるアトピー性皮膚炎の内科治療が進んでいます。

アメリカやヨーロッパの国々では、乳幼児の皮膚病の発生を防ぐために、

粉ミルクにビオチンを加えているようです。





日本では、それは、認められていません。

でも、うれしいことに、いくつかの病院でアトピー性皮膚炎のビオチンによる治療が行われています。

2010年8月20日金曜日

最近の子どもは、夜寝ない?

人には、生体時計というものがあります。


これは、ご存知ですよね。

1日は24時間ですが、人の生体時計では、少し違います。

人の生体時計では、1日を24時間と感じません。

少し、長く感じてしまいます。

意外なのですが、1日を25時間として仕組まれています。

そうなると、毎日1時間ずつずれてきますよね。

実は、うまく調整できるようになっていました。

朝の太陽の光を浴びることで、リセットされて調整されていました。

光、食事、社会的環境は、人の生体時計に影響します。

ですから、昼間は寝ていないで、きちんと活動しておく必要があります。

あなたは、昼間たっぷり運動したことがありますか?

そのときのことを思い出してください。

昼間たっぷりと運動すると、疲れますよね。

すると、夕方になると眠くなってしまったと思います。

どうでしょうか?

昼間たっぷりと運動をすれば、疲れて、早く眠くなるのが当たり前なのです。

人は、そのようにできています。

もしも、昼間体を動かさないとどうなるか?

疲れませんよね。

すると、生体時計が働いて、夜になっても眠くなりません。

昼間に体を動かしたり、光を浴びることは大切なことなのです。

昼間光を浴びると、夜、メラトニンの分泌が高まります。

メラトニンは、眠りを誘う働きがあります。

さて、最近の子どもは、夜寝ない?

というお話です。

昔の子どもは、昼間、外でたっぷりと遊んでいました。

だから、夜になると自然に眠くなっていたのです。

もうお分かりでしょうか?

最近の子どもは、昼間の活動が十分できない生活をしています。

だから、疲れて眠くなることがあまりないという状況が出てきます。

子どもが、昼間の活動が十分できない生活になっているという部分には、様々な原因が考えられます。

交通事情、不審者の存在、テレビゲーム、テレビ、ビデオ、DVD、

携帯電話、パソコン

昔に比べると生活様式が完全に変化してしまったのです。

人の生体時計は、多くの年月をかけて、人が獲得したものです。

遺伝子の中に、組み込まれているものです。

子どもが、昼間体を動かして遊ぶことがなく、夜眠くならない状況。

夜遅くまで、テレビ、ビデオ、DVDを見たり、パソコンやゲームをしたりする。

この現状は、人が本来持つべき姿を奪ってしまっています。