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2010年8月26日木曜日

コレステロールの真の姿

最近は、子どもでも生活習慣病に侵される時代になってきましたよね。


コレステロールって、聞くと何が頭に浮かびますか?

摂りすぎに気をつけよう!

なんて、フレーズが浮かんできますよね。

動脈硬化の原因といわれている、コレステロールですから。

でも、実は、コレステロールは、健康の維持には、欠かせない存在なんです。

ご存知でしたか?

大切なことは、コレステロールのバランスなんです。

血液中で、善玉コレステロールを増やします。

そして、悪玉コレステロールを減らします。

これが、最も重要です。



日本動脈硬化学会というのがあるんです。

こちらで、コレステロールの数値が正常かどうかを決めていたんです。

診断基準というのがあって、善玉と悪玉を合わせた総コレステロールの数値で判断していました。

でも、これが、改定されたんです。

ちょっと、驚きですよね。

どのように、改定されたのか?

善玉が少ないか。

悪玉が多いか。

これで、判断されるようになりました。

さらに、以前は、高脂血症という名前でした。

が、そのときの改定で、脂質異常症という名前になりました。

脂質異常症って、いかにも病気みたいですよね。

詳しくいうと、次のようになります。

悪玉コレステロールが140以上。

または

善玉コレステロールが40未満。

または

中性脂肪が150以上。

このような場合は、脂質異常症と診断されます。

どれか一つでも該当すると、脂質異常症です。

血液検査などの表に、HDLとかLDLとか書かれていますよね。

HDLが、善玉コレステロールのことで、

LDLが、悪玉コレステロールのことです。



ちょっと、難しいお話ですけど。

体内に取り込まれたコレステロールは、血液中では、リポたんぱく

と呼ばれる状態で存在します。

その中に、2つのタイプが存在するんです。

比重の重いタイプと比重の軽いタイプです。

もう、お分かりですか?

比重の重いタイプは、高比重リポたんぱく

つまり、HDL

そして、

比重の軽いタイプは、低比重リポたんぱく

つまり、LDLです。

この2つは、性質が違うのです。



比重の重いタイプ(HDL、善玉コレステロール)は、全身の組織であまったコレステロールを回収する働きがあります。

ところが、

比重の軽いタイプ(LDL、悪玉コレステロール)は、肝臓から全身に運ばれて、血管壁の内側に、もぐりこみます。

これが、動脈硬化の原因になってしまいます。



ところで、さっき出てきた中性脂肪は、脂質ですから、コレステロールの仲間です。

中性脂肪は、エネルギーになります。

コレステロールは、胆汁酸のもとになります。

胆汁酸は、細胞膜やホルモン、消化酵素の働きを助けます。

つまり、コレステロールは、大切な栄養成分なんです。

しかも、体の中で再利用する仕組みもあります。



悪玉コレステロールは、脂肪をたくさん食べると、多くなるという研究結果が多数発表されています。

脂肪の中で、最悪なのが、肉類に含まれる脂身です。

血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪の量を増やす働きをしてしまいます。

怖いですよね。

逆に、オリーブオイル、菜種油に含まれるオレイン酸、紅花油に含まれるリノール酸は、悪玉コレステロールを減らします。

もちろん、これらも摂りすぎると、カロリーオーバーになってしまいますよ。



コレステロールを多く含む食べ物は、次のとおりです。



卵の黄身

タラコ

うなぎのかばやき

鶏のレバー

若鶏のモモ

ししゃも

牛肉モモ



これらを少なくするという作戦は、OKです。



さらに、食物繊維を多く摂るようにすると、グーです。

食物繊維は、小腸でのコレステロール吸収を抑える働きがあります。

つまり、食物繊維を摂れば、コレステロールとして消化されないってことですよね。

そして、悪玉を取り除いてくれます。

ワカメなどの海藻類、大根、ゴボウなどの根菜類を多く食べるようにするとよいようです。



では、実際にどんな具合で、動脈硬化、心筋梗塞が起こってしまうのでしょう?



悪玉コレステロールが増加すると、これが、血管壁に蓄積します。

中性脂肪が多くても、同じようなことが起きます。

中性脂肪が多いと、善玉コレステロールが減ってしまうんです。

善玉コレステロールが減ると、悪玉コレステロールの回収ができません。

そして、悪玉コレステロールが、血管壁に蓄積します。



悪玉コレステロールが、血管壁に蓄積すると、血管壁が厚くなります。

白血球の一種であるマクロファージが、これを食べにきます。

マクロファージは、掃除屋さんで、じゃまなものを何でも食べてくれます。

このときも、マクロファージが、血管壁の悪玉コレステロールを食べるのですが、

そのまま一緒にくっついてしまいます。

そして、血管壁が、コブになっていきます。

このコブが破れやすいのです。

血管壁が破れてしまうと、それを修復するために、血小板が集まってきます。

血管壁が破れても、血管の一部の膜のようなものですから、まだ、大変なことにはなりません。

血小板が集まると、そこに血栓、つまり、血のカタマリができてしまいます。

さあ、そうなると大変です。

血栓が大きくなると、血管が詰まってしまいます。

そして、ついには、心筋梗塞などを発症します。

血管が詰まって、血液が流れなくなってしまうのです。



このようにならないためには、どうしたらよいでしょうか?

まずは、和食中心の食事にします。

そして、飲酒をひかえます。

揚げ物などの脂肪分の多いものを、避けるようにします。

場合によっては、しばらく空腹状態を感じることになるでしょう。

しかし、1~2週間我慢していると、満腹中枢がリセットされます。

つまり、空腹状態を感じなくなるということです。

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