「子どもができない体」
と聞くと、何を想像されますか?
女性
の話では、ありません。
男性の話です。
男性が子どものできない体になるというコワイ話です。
真面目な話。
けっこうショッキングです。
真に、子どもや孫の健康と安全を願うなら、かなりシビアです。
だって、自分の子どもも孫もできないという話ですから。
もし、あなたが男性だとして。
あなたの遺伝子を受け継ぐ人は、この世に存在しない。
過去も未来も、永遠に。
と、宣言されたら、一瞬、絶望しませんか?
現在の、技術では、クローン人間は、不可能です。
精子を冷凍保存して、未来に託しますか?
その精子が問題です。
携帯電話の電磁波で、あなたの遺伝子は、誰にも受け継がれないかもしれません。
あなたの遺伝子は、あなたで終了。
つまり、こういうことです。
携帯電話を長く使えば使うほど、精子の数は減少します。
精子の数が減少するということは、子どもができない可能性が高まるということです。
精子は、自然の摂理に従って、ナチュラルセレクションされます。
自然淘汰です。
素晴らしい、遺伝子をもつ精子だけが、生き残るシステムです。
1回の射精で、4000万個の精子が、卵子に向かって競争します。
精子の大部分は、女性器の強い酸でほとんどが死滅します。
受験やスポーツ以上の、ハードな競争率を勝ち抜いて優勝した精子だけが、受精し、人間になります。
もちろん、たどり着いたとき、卵子がいなければ、人間にはなれません。
こういう激しい競争です。
精子数が、少ないと全員が死滅です。
つまり、子どもは産まれません。
携帯電話を長く使えば使うほど、精子の元気さはなくなります。
精子は、元気でなければいけません。
運動量が豊富でないと、卵子にまで泳ぎつけません。
つまり、子どもは産まれません。
携帯電話を長く使えば使うほど、精子の質が落ちます。
精子の質が落ちると、どうなるか?
赤ちゃんが、正常に産まれない可能性が高くなります。
奇形や障害を持って、産まれてくるという可能性が高くなります。
現在、小学校、中学校では、特殊学級の子どもの数が増えているという話もあります。
携帯電話の電磁波が原因の一つかもしれません。
不妊治療病院と提携した研究が行われました。
361人の男性が、協力者です。
その361人の男性を、携帯電話の使用時間応じて分けました。
4つのグループに。
その4つは、
A 携帯電話を使わない人
B 携帯電話を1日2時間以内で使う人
C 携帯電話を1日2~4時間使う人
D 携帯電話を1日4時間以上使う人
です。
調べた内容は、
精子の数
精子の運動量、
精子の生存力
精子の形
です。
精子の数は、精子が卵子に到達するかどうかを左右します。
精子の運動量も、精子が卵子に到達するかどうかを左右します。
精子の形も、精子が卵子に到達するかどうかを左右します。
また、形が悪いということは、正常な遺伝子を持っていない可能性もあります。
頭が楕円形で、ムチのような尾を持つ精子が、正常です。
まずは、精子の数から。
1ml中の精子の数です。
A 携帯電話を使わない人は、平均8589万個です。
B 携帯電話を1日2時間以内で使う人は、平均6903万個です。
C 携帯電話を1日2~4時間使う人は、平均5887万個です。
D 携帯電話を1日4時間以上使う人は、平均5030万個です。
携帯電話を長く使えば使うほど、精子の数は、減少しています。
精子の運動量は、どうでしょうか?
A 携帯電話を使わない人は、運動量68%です。
B 携帯電話を1日2時間以内で使う人は、運動量65%です。
C 携帯電話を1日2~4時間使う人は、運動量55%です。
D 携帯電話を1日4時間以上使う人は、運動量45%です。
携帯電話を長く使えば使うほど、精子の運動量は落ちています。
精子の形は、次のとおりです。
A 携帯電話を使わない人は、正常な形の精子が40%あります。
B 携帯電話を1日2時間以内で使う人は、正常な形の精子が31%あります。
C 携帯電話を1日2~4時間使う人は、正常な形の精子が21%あります。
D 携帯電話を1日4時間以上使う人は、正常な形の精子が18%あります。
携帯電話を長く使えば使うほど、正常でない精子が増えています。
WHO(世界保健機関)によりますと、1mlの中に正常で運動量のある精子が2000万個以上ないと、不妊のおそれがあるとしています。
A 携帯電話を使わない人は、平均8589万個で、正常な形の精子が40%です。
8589万×0.4(40%)=3435万
1mlの中に、運動量68%精子が、3435万個あることになりますから、大丈夫です。
B 携帯電話を1日2時間以内で使う人は、平均6903万個で、正常な形の精子が31%です。
6903万×0.31=2139万
1mlの中に、運動量65%精子が、2139万個あることになりますから、ぎりぎり大丈夫です。
C 携帯電話を1日2~4時間使う人は、平均5887万個で正常な形の精子が21%です。
5887万×0.21=1236万
1mlの中に、運動量55%精子が、1236万個ですから、不妊の可能性が高いです。
正常な運動量が、55%ということは、運動量が半分程度です。
卵子に到達する可能性は、低いです。
D 携帯電話を1日4時間以上使う人は、平均5030万個で正常な形の精子が18%です。
5030万×0.18=905万
1mlの中に、運動量45%精子が、905万個です。
これは、不妊の可能性が大変高いということになります。
まして、運動量45%ということは、正常な精子の半分未満の運動量です。
これでは、到底、卵子には届かないでしょう。
何らかの治療が必要になるかもしれません。
2005年にも、コワイ発表が報告されていました。
イギリスのニューカッスル大学の研究チームの報告です。
マウスで実験をしたところ、携帯電話の電磁波により、睾丸細胞のDNAがダメージを受けました。
つまり、異常な精子が製造される可能性が高いということです。
今の社会では、携帯電話を使わないことは、けっこう難しいです。
でも、できるだけ使わないようにするのがよいようですね。
今回は、男性の不妊に関するお話でしたが、きっと、女性にも同様なことが起こると思いますよ。
ただ、女性の場合は、調べることが難しいですよね。
携帯電話の使用時間は、せめて、1日2時間未満にしておくことがいいですね。
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