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2010年4月17日土曜日

みんなの世の中

講演を聴く機会がありました。私の知らないことも多く、勉強になりました。


講演してくださったのは、目の不自由な方です。盲導犬がそばにいました。

いくつか、心に残ったことがあるので、ご紹介いたします。

目の不自由な方にとって、信号はたいへんわかり難いそうです。ごく当たり前のことなのですが、はっとしました。目の不自由な方の専用の信号もあります。私も、知っています。音楽が鳴るタイプのものです。けれど、あまり多くは普及していないようです。

では、目の不自由な方の専用の信号ではない、一般的なタイプの場合はどうなるのか?

その方は、盲導犬がいますが、状況判断で渡っているそうです。盲導犬には判断ができないそうです。信号の前で立ち止まって、車の状況や人が渡っているかどうかを耳で判断します。

交通量の多い所では、そういうことも可能です。けれど、信号があっても、ほとんど人も車の通らない所は、判断ができないそうです。すると、しばらく車や人が来るまで、立っていることになります。

すると、寒いときは犬の足がしもやけになったり、暑いときは、アスファルトでやけどをしたりするそうです。かわいそうに。

そういう姿を目にした方!ゼヒ、目の不自由な方に声を
「すみません。渡るのならお手伝いしますよ。」と!!!

盲導犬には、人間の食べているものと同じものをえさとして与えては、いけないそうです。絶対いけないのだそうだ。ドッグフードしか与えないそうです。人間の食べているものと同じものをえさとして与えては、いけないということには、理由がありました。

なぜか?

人間の食べているものと同じものをえさとして与えると、スーパーなどに買物に行ったとき、犬はつい食べてしまいます。


いくら訓練された盲導犬とはいえ、本能である食べることに対しては、うまくいかないようです。また、買物に行って食品を食べてしまわないまでも、がまんしているとよだれが出てきてしまうそうです。盲導犬としては役に立たなくなってしまいます。

 ハーネスというものをご存知でしょうか?聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

 盲導犬についている、手綱のようなものです。ぱっと見、盲導犬の肩の部分に、長方形の金具がついているように見えます。犬の胴体に紐の部分を巻きつけ、シートベルトのような仕組みで取り付けます。

 その部分を持って、盲導犬に指示を出します。

 このハーネスをつけているときは、盲導犬は仕事中です。犬に話しかけたり、何かを食べさせたりしては絶対いけません。犬も一生懸命仕事をしているのです。もし、そのようなことをすると、犬が集中力をなくし、そのときだけでなくハーネスをつけたときの集中力がなくなります。つまり、盲導犬としての仕事ができなくなります。盲導犬としては、役に立たなくなってしまう可能性があります。

 講演の途中で、ハーネスをはずして見せてくれました。犬は、普通のペットのように走り回り、大変リラックスしていました。

 けれど、次にハーネスをまたつけると、まるで別の犬のように、顔つきまできりりとし、おとなしく座っているのでした。

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